証券コラム

2017/09/08 発見!有望銘柄のヒント

ビートもロードスターも!人気旧車の修復サービス

2017年8月9日、自動車大手のホンダ【7267】は1991年に発売された軽の2シーターオープンスポーツカー「ビート」の「純正部品の生産再開を決定した」と発表しました。

ホンダがビートの生産を終了したのは1998年。たとえ生産を終了した自動車でもメーカーは一定期間部品を保管する義務があるそうですが、生産終了から間もなく20年を迎えようとする車種の純正部品について生産を再開するのは異例のことです。

また「部品の保管義務」について対象となる部品は通常「自動車の走行機能に直接影響するもの」だけであり、意匠デザインに関する部品に保管の義務はありません。しかしホンダでは「今後も内外装部品の生産を順次再開する」としており、ビートファンはこれからも「発売当時の姿」でドライブを楽しむことが可能になります。

マツダのあの名車も

実はホンダに先駆けてマツダ【7261】も、1989年に発売開始して1998年に生産を終了した「初代ロードスター」の「修復サービスを開始する」と発表したばかり。

こちらは「走行性能を修復するレストア事業」と、ブリヂストン【5108】などサプライヤーの協力による「廃盤パーツの復刻版販売事業」からなるサービスで、2017年内にも受付を開始し、2018年初頭にはサービスを開始するとのことです。

いまも超高額な伝説の名車も

また、日産【7201】は圧倒的な人気を誇る「スカイラインGT-R(R32型)」のレストアサービスを検討中という情報もあります。

1989年に発売され1994年に生産を終了したR32GT-Rは歴代GT-Rの中でも特に高い人気を誇っており、ひとたび市場に出ると非常に高額で取引される名車中の名車。「たとえ部品が高価でもレストアサービスへのニーズは高い」と見られています。

乗り続けるのもエコ

「修理にしては高いけど、買い替えるより遥かに安い」と考えるか「買い替えるよりは安いけど、修理にしては高すぎる」と考えるか。古いモデルの修復サービスが定着するか否かは「純正部品の価格にかかっている」とも言われています。

「ハイブリッドカーに買い替えるより、クルマを捨てない方がエコだ」という声もあります。他メーカーの動きも含めて「修復サービス」という新しい流れに注目です。